こんにちわ。未次 始です。
この前、飲んでいたら飲み屋の主人から1型糖尿病と2型糖尿病の違いについて質問を受けたので良い機会なので説明しておこうと思います。
糖尿病は日本に大体1000万人位います。
その内9割は2型糖尿病です。
2型糖尿病の患者さんは膵臓からインスリンが出ていますが、肥満などが原因でインスリンが効きにくかったり、足りなかったりしている状態です。
ですので、基本的な治療方針は現在膵臓から出ているインスリンを活かす方向です。
具体的に言うと、食事療法や運動療法、インスリンの効きを良くするお薬を飲む。になります。
皆さんが糖尿病と聞いて何となく想像する糖尿病がこの2型糖尿病かなと思います。
残りの1割の1型糖尿病ですが、膵臓からインスリンが全く出なくなります。
ですので、インスリン注射が必須です。
インスリンは人体で血糖値を下げる唯一のホルモンですので無くなると人は死んでしまいます。
実際インスリン注射が開発される100年前には治療法がない死の病でした。
ですが、今では注射によってインスリンが外部から補給出来るので、注射の打つタイミングや量を調整することで、健常者と変わらない生活が出来るようになりました。
一型糖尿病でボクシングやサッカー等の選手で活躍されている方もいます。
ちゃんとインスリンで血糖値のコントロールが出来る範囲で食事制限やお酒の制限はありません。
あくまで、コントロール出来る範囲ですが。一般人と同様の節制は必要かと思います。
と言ったところが1型糖尿病と2型糖尿病の違いでしょうか。
大分ザックリとした説明ですが。
と言ったところで今回は筆を置きたいと思います。
それではまた次のブログでお会いしましょう~ノシ