こんにちわ、未次 始です。
今月は定期検診が無かったのですっかりブログを忘れていました。思い出せたのでセーフと思うことにします。
今日はコーヒーについて語っていきたいと思います。
コーヒーって糖尿病に良いって聞いたんだけど本当?って質問を友人から頂きました。
実はこの糖尿病に良いってフレーズが曲者だったりします。
結論から言ってしまうと糖尿病を発症する前の方には効果があるようです。
効果があるようです、というのはコーヒーと糖尿病の関係を研究する際に行われた研究方法がコホート研究と言うもので行われているからです。
このコホート研究、数万人規模の集団を追跡調査する方法で行われるのですが、コーヒーを飲んでいる人が糖尿病の発症が少ないということは言えても、コーヒーを普段から飲まない方が急にコーヒーを大量に飲んだら糖尿病になりにくいかと言うとそれは証明出来ないのです。
それを証明するためにはコーヒーを飲むグループと飲まないグループを作って両者から糖尿病の発症を比較する研究が必要になります。
ですので、コーヒーを飲むと糖尿病の予防原因にはなるだろうとは言えますが、因果関係は解りません、と言うのが結論になります。
既に糖尿病になっている人にとって、コーヒーはどうかというと、カフェインがインスリンの効果を弱めるため短期的には血糖値が上がる事が証明されています。
また、ここまでの話は当然コーヒーのみ、ブラックのお話です。砂糖やミルクやジャムなど入れれば当然血糖値は跳ね上がります。特に市販されているコーヒー飲料はブラック以外は相当な量の砂糖が入っているためお勧め出来ません。低血糖の時に飲むのは良いかもしれませんが。
また、緑茶にもコーヒーと同様の効果があるようです。
と、今日はこの辺りで失礼したいと思います。それではまた、次のブログでお会いしましょう~ノシ