こんにちわ。未次 始です。
今回はインスリンの効果値について語りたいと思います。
インスリンて、1型糖尿病にはなくてはならないものなのですが……人によって効きが違うのですよね。
人によっては1単位で血糖値が60下がる人もいれば30程しか下がらない人もいます。
個人差がどうしてもあるのです。
ベテラン糖尿病患者の方は、何をどのくらい食べれば、どれくらいインスリンを打てば良いか、感覚で判るという人は少なくないと思います。
ですが、新人糖尿病患者の方は判らないと思うのです。
そういう時、気軽に相談できる医師や仲間がいれば良いのですが、先生に質問するのは気が引ける、糖尿病の知り合いに心当たりがない方もいらっしゃると思います。
患者会に参加出来れば、そういう知り合いとも関わりが持てますが、糖尿病になったばかりで参加するにはハードルが高かったりするかもしれません。
そこで、1単位当たりでどのくらい血糖値が下がるのか(効果値)が判る公式を紹介したいと思います。
ただ、血糖値はその日の体調や、遅刻しそうで走った等の本人の状態で変動するものですので、この公式で算出された数値を盲信しないで下さい。あくまでも指標の一つとしてお考えください。
効果値=1700÷一日の総インスリン量
となります。
具体的に言うと私は
即効性のラピッドを
朝11 昼18 夜18 間食12
持効型のトレシーバを18単、それぞれ打っていますので、
1700÷(11+18+18+12+18)=22
となり、私は1単位打つと血糖値が22下がることなります。下がりにくいですね;;
確かに休みで家でゴロゴロしているときはこれ位しか下がらないかもしれません。
仕事で身体を動かしている時はもう少し……体感だと30位下がっている気がします。
血糖値は運動やストレスや体調等で変化します。
本人の生活に寄り添って調整してください。
とは言っても基本が解っていると調整もし易いと思いますので、良かったら参考までに計算してみて下さいね。